SUP(スタンドアップパドル)は、見た事聞いた事ある人いると思うんですが、今最新のマリンスポーツWing Foilは、何?と言う人がほとんどだと思います。
先ずは、写真を見てもらって、どんなスポーツか解説していきます。
Wing Foil(ウィングフォイル)目次
1.ウィングフォイルとは
2.ウィングフォイルに必要な道具
3.ウィングフォイルの楽しみ方
4.ウィングフォイルの価格
1.ウィングフォイルとは?
名前だけ聞いても何の事か分からないと思うので、私の道具で解説します。
写真左上が、ボードにフォイルをセットした物。
簡単に言うとサーフボードに通常のフィンの代わりに飛行機の翼をつけた物をイメージしてもらえれば、分かりやすいかな?
右上の写真は、Wing(ウィング)と呼ばれるセイルで、鳥が羽を広げた形のセイルで風の力を推進力に変える物。
Wing Foil(ウィングフォイル)には、大きく3つの道具が必要になります。
2.ウィングフォイルに必要な道具
2-1.ボード
2-2.フォイル
2-3ウィング
それぞれ、どんな役目があるのか解説します。
2-1.ボード
ウィングフォイルのボードは、飛行機で例えると動体部分。大きさも様々ですが、乗る人の体重や技量によって変わって来ます。
体重のある人や初心者の内は、大きなボード、体重が軽い女性やウィングフォイルの上級者は、小さなボードになって行きます。
ウィングフォイルが出始めた2019/07ごろは、SUP Foil(スタンドアップフォイル)のボードを代用していましたが2020からは、ウィングフォイル専用のボードが出回りはじめています。
飛行機と同じで、ボードが小さくなればなるほど取り回しが楽になり、アクロバティックな動きが可能になります。
価格は、18万円 ~ 30万円
2-2.フォイル
ウィングフォイルを楽しむ上で最も重要な道具。
フォイルもボートとマストを繋ぐベース、マスト、フロントウィング、リアウィングに分けられますが、一番重要になるのがフロントウィング。飛行機で例えると主翼部分。この主翼の大きさ、薄さによりボードの浮きやすさ、スピード取り回しのしやすさに大いに関係してきます。
フロントウィングが大きく薄くなるほど、ボードが浮きやすくスピードも出ますが、浮く事に慣れない、スピードになれない初心者が使用すると怪我の原因にもなります。
フロントウィングの次に重要なのがマスト。SUPでフォイルする時には、55cmのマストが主流でしたがウィングフォイルに関しては、主流は75cm。この長さも徐々に長くなり100cmマストも登場しています。
短いマストで一番怖いのが、水面からフォイルが抜けてスピンアウトすること。フォイルが抜けて体の一部や頭部などにフォイルがあたる危険があるため、長いマストの方が安心してターンやトリックが楽しめます。
ウィングフォイルを楽しむ中で、このフォイルが一番高価なギアになります。
価格は、20万円 ~ 30万円。
2-3.ウィング
昔からあるウィンドサーフィンのセイルは、三角形の形で形状も上下で非対称な形なのに対してウィングのセイルは、上下で同じ形状です。
ウィングサーフィンのセイルは、セイルの他にもマストやブーム、セイルとボードを繋ぐジョイントなどが必要でセイルをセットする時も風の状態に応じてセイルにかけテンションを微妙に調整する必要がありましたが、ウィングは不随のポンプで指定の圧をかけるまで空気を入れればOKなので、その手間や道具の数も少なくてすみます。
ウィングが出始めた2019年には、4㎡のワンサイズでしたが今年は、各メーカーから3㎡~7㎡まで風の強さに応じた各サイズが用意されていますが、個人的には標準体重の男性ならば、4㎡と5㎡の2枚で楽しめるコンディションが一番楽しめそうです。
価格は、9万円 ~ 12万円 (ウィング1枚あたり)
3.ウィングフォイルの楽しみ方
ウィングフォイルの一番の魅力は、何か?と聞かれれば一番の魅力は、抵抗のない浮遊感!
ウィングフォイルも横乗りスポーツですが、他の横乗り系のスポーツ、サーフィン、スケートボード、ウィンドサーフィン、スノーボードと比べれば、全く異質なマリンスポーツと言えます。
他の横乗り系スポーツは、2次元スポーツとするならウィングフォイルは3次元のスポーツと言えます。
他の横乗り系スポーツは、ボードなどが必ず接する面積がありこれが抵抗になりますが、ウィングフォイルはボードが水面から浮き、薄いフォイルの一部が水面に接しているだけなので、ほとんど抵抗を感じません。
感覚的には、空と飛ぶじゅうたんに乗っている気分と言えば、一番近い感覚でしょうか?
海の上をこの感覚で自由に飛び回れる爽快感が最高に楽しい、今最新のマリンスポーツです。
楽しそうなのは分ったけれど、始めるにはどうすればいいの?と言うあなたにウィングフォイルのスクールから始める事をお勧めします。元々、ウィンドサーフィン、SUP、サーフィンなどの横乗り系のスポーツをしていた経験があっても必ず、スクールを受講して正しい知識を得て始める事をお勧めします。
我流では、上達が遅くなるばかりか大怪我をする恐れもあるスポーツです。
以下に、私がお勧めするウィングフォイルのスクールを紹介します。
- 琵琶湖にあるPUKAPUKAさん オーナーの白井さんは、何でもこなすウォーターマン。
- 三浦海岸のFINEさん インストラクター栞谷さんは、プロのウィンドサーファー。
- KITECLUB沖縄さん 暖かい気候の中でのスクールは、上達が早そう。
- 鎌倉材木座LOCUSさん lOCUSさんなら、どんなマリンスポーツもお任せ。
- Hokuaさん(沖縄) Hokuaさんなら経験者に嬉しいウィングのレンタルもあります。
- YokosukaPaddleClubさん フォイルスクールの他にも釣り好きなあなたにSUPフィッシング
いきなり浮かなくてもSUPのボードでも楽しめます。
4.ウィングフォイルの価格
ウィングフォイルを始めるのに必要な金額は、新品で揃えると50万円ほど掛かります。
趣味で始めるには、高額になりますが最近は中古も出始めました。まだ新しいスポーツなので中古でも程度の良いギアが多いので、先ずはスクールなどで体験しスクールを受けたショップで相談するのがお値打ちに購入できると思います。
この記事を読んで、ウィングフォイルのみならずマリンスポーツを始めてみようかな?と思った方がいれば幸いです。
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