学生時代から40年近く経ち、来年還暦を迎えますが当時から体重は、ほとんど変わっていません。
「何で、太らないの?」って良く聞かれますが、「体質じゃないですか?」といつも答えていましたが、どうも私の趣味に秘密があったような気がします。
私は、マリンスポーツを始めて40年近くなります。
子育て中に一時期、海へ行けない時もありましたが40年間、種目は変わりましたがずっと継続しています。
ウィンドサーフィンに始まり、子育てで一時中断しウィンドの世界に戻りましたが風スポーツの弱点、風が吹かないと何もできない事に悩んでいた時に遭遇したのが、SUP(スタンドアップパドル)。
SUPを始めたのが、確か50歳だったかな?
始めは、風待ちにSUPを漕いだりSUPで釣りをしたりしていましたが、何となく物足りなさを感じてSUPで波乗りに行くようになると、楽しすぎて毎週の休みはもちろんの事、空いた時間で1時間しか海に入れなくても海通い。
休日になるとボードの上にいる時間は、5時間~7時間。
不安定なボードの上に立ち、波やうねりが来てもバランスを取ってボードに立ち続けていると自然と体幹が鍛えられます。始めた頃は、不安定なボードの上に長時間立っていられず座って波待ちする事もありましたが、慣れてくれば波に乗りたい一心で、ずっと立ちっぱなしでも安定して立っていられるようになりました。
近年、若い人たちは海へ来たがりません。サラリーマンをしていた時、後輩達を誘っても泳げない、ベタベタする、日焼けする等々の理由で敬遠されていました。
ただ、SUPと言うマリンスポーツは、何歳から始めても楽しめるスポーツです。
通常のサーフィンのように、波に乗れるまでのハードルが低く簡単に波に乗る楽しさを味わえるスポーツです。
簡単に波に乗れる事から、波乗りのルールや常識を逸脱するとトラブルを招く事にもなるので注意が必要です。
SUPを始めたいな、体験したいなと思えば簡易な商品をネットで買うよりもしっかりしたショップでスクールを受講する事から始めるのをお勧めします。
- 年齢、性別に関係なく楽しめる
- 楽しみ方が色々ある
- 早起きが普通になる
- 自然に体幹が鍛えられる
- 気象に詳しくなる
- まとめ
それぞれ、解説して行きます。
1.SUPは、年齢性別に関係なく楽しめる
SUPは、自分の体力や技術に応じて楽しむ事のできるマリンスポーツですがフィールドは、海だけにとどまらず湖や川などでも楽しむ事ができます。楽しみ方によってフィールドを選べば、子供から高齢者、もちろん女性でも楽しむ事ができます。
2.楽しみ方が色々ある
SUPの楽しみ方は、波乗りだけにとどまりません。
波乗りの他に、SUPフィッシング、SUPヨガ、SUPツーリング、SUPタンデムなど。
大きめなボードであれば、子供やペットのワンちゃんを乗せてSUPツーリングなどを楽しむ事ができます。
釣り好きなあなたには、是非SUPフィッシングに挑戦して欲しいですね!今までにない程の釣果が期待できますよ。
女優の田中律子さんが代表を務めるのがSUPヨガ協会。ヨガの中でも色々なヨガがありますが、その中の一つに水面にSUPのボードを浮かべヨガを行うSUPヨガは、最近人気のコースです。
綺麗な湖や波静かな海の上をSUPで、ゆったりクルージングを楽しむ人も増えています。
クルージングボーであれば、ボードもインフレータブルボード(空気を入れて膨らませるボード)で楽しめるため、折りたたんでコンパクトに収納できるので、車や公共交通機関でも持ち運びが便利。
3.自然に早起きになる
特にSUP Surfingの場合、朝早い内の方が風も無く波の面がきれいで波乗りには最適な条件が整うため日の出と共に海へ入る事が多くなるので、当然早起きになります。
又、SUPでの波乗りにのめり込むと波の良い日は、仕事前にも海へ入るようになるので目覚ましが無くても自然に起きられるようになります。
事実、私は20年近く朝、5時には起床しています。
午前中の時間と言うのは、貴重な時間です。波乗りしなくても筋トレやHIITなどで体を動かせば、午前中に消費カロリーを増やす事で、体が勘違いして自然と代謝が良くなります。
4.自然に体幹が鍛えられる
SUPに慣れないうちは、不安定なボードの上に立っているだけでも大変だと思います。
不安定な状態で全身を使ってパドルを漕ぎボードを進ませなければなりません。又、波やうねり船などの引き波などがあれば、いっそう難しくなります。
ただ慣れてくれば、波の中でも平気で何時間でも立っていられるようになります。
SUPは、波乗りにせよクルージングにせよ、楽しんでいるうちに自然と体幹が鍛えられるマリンスポーツです。
5.気象に詳しくなる
SUPを海、湖、川で楽しむ事は、当然自然を相手にする事になります。
時には、自分の技量を超えた自然条件の場合も考えられます。そんな時は、無理をせず海へ出ない、中止にする決断も勇気ある行動だと思います。
自然を相手にするスポーツなので、自然と気象、天気図などに詳しくなります。
今までは、天気予報と言えば晴れるのか?雨なのか?位にしか考えなかったTVの天気予報がどーでも良くなります。
SUPで自然の中で遊ぶようになると、晴れるとか雨が降るとか意外の事が気になり始めます。
天気図を見ながら、風の向き強さ、うねりの大きさ向き、潮の事など天気図から自分の楽しむフィールドのコンディションを読むようになって来ます。
気象に詳しくなれば、自分の住む地域の天気に関する情報が増え実生活にも役立てる事ができるようになります。
6.まとめ
2年前のSUPの全日本の大会へ出場したとき、ヒート表をみて愕然としました。
私は、50歳を超えていたのでグランドマスタークラスでのエントリーでしたが、20台がエントリーできるカテゴリーには、たったの2人?
いきなり、ファイナルです。その反面私のエントリーしたグランドマスタークラスには、40名を越すエントリーが!
又、その下の40代のマスタークラスは、出場者が一番多い50名近いエントリーがありました。
海離れの話は聞いていましたが、ここまで極端に若い人たちはマリンスポーツを敬遠しているのか?と思うのですが通常のサーフィンでは、若い人たちもいるのでSUPでも若い人たちに浸透すれば、このスポーツの発展に繋がると思います。そんな思いもあり、このブログでSUPの楽しさ、面白さを伝えていきたいと思います。
この記事で、少しでもSUPに興味を持ってくれる人がいれば幸いです。
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